「食べても食べても太らない」って、一度でいいから言ってみたいですね~。
前回、代謝編でお伝えしたように、「基礎代謝」を上げることによって、寝てい
ても脂肪を燃焼してくれて、太りにくい体質を手に入れる事ができます。
今回はその具体的な方法について書いてみます。
① 日常、こまめに体を動かしたり、運動をして筋肉をつける・維持する
基礎代謝の中で最も消費カロリーの多い筋肉をつけるのがポイント。
特に腹筋・背筋・太ももの筋肉など大きい筋肉を鍛えると効率が良い。
ただし、頑張り過ぎないように。
身体組織の約4割を占める筋肉を賦活し鍛えることにより、筋肉量を増やし、
また、年々落ちていく基礎代謝量を維持することが出来る。
② サーカディアンリズム(日内変動リズム)にそって生活する
代謝量が高い朝から日中に良く活動し、夕方から夜にかけてはリラックスタ
イムにする。交感神経が優位に働いている日中は代謝が高く、消費カロリー
も多いが、夕方以降は副交感神経の働きが優位になる。
③ ②をふまえて、食事は朝・昼しっかりめに食べ、夜は控えめにする。
特に、余ったカロリーは中性脂肪として体に蓄積されるので要注意!
④ 体を冷やさない
体温の低い人は、体を温める食材を摂る様にする。
⑤ 栄養バランスの良い食事を腹八分目に摂る。
極端に食事量を落としたりしない。質を上げること。食事を抜かない。
⑥ 体の歪みに注意して、正しい姿勢を意識する。
なんだか、こうしてみると「結局、食事と運動なの?」と言われそうですが、
これらは、基本中の基本ですので、是非出来そうな事から試してみて下さ
いね。
極端に食事を制限するダイエットは、すぐ体重が落ちて手っ取り早そうです
が、実は筋肉を失って萎えた体になってしまいます。その結果、少しの栄養
でも生きていける消費カロリーの低い体になって、普通の量に戻した時に大
きくリバウンドします。その時は、脂肪が増えます。つまり、大切な筋肉を失
い余分な脂肪を増やすという、とんでもない悪循環を生むのです。
残念ながら、ダイエットにはマジックはありません。
この先後悔しないように、
もう一度今の生活をチェックしてみてくださいね
次回は、効果的な食事の摂り方についてお送りします